患者さんに
より良い診断・治療を
目指して
放射線診断科(放射線診断学研究室)は、広島大学病院で行われるCT・MRI・PET等の画像の読影・解析を行い、各科に報告を行うことを主たる業務として行っています。
放射線診断(画像診断)の進歩は著しく、その臨床的重要性は日々増しています。
このため、放射線診断科が、大学病院の診療業務を支えていると言っても過言ではありません。
また、放射線診断科では、画像診断の技術を応用して行う低侵襲治療(インターベンショナルラジオロジー)にも力を入れており、患者さんにより優しい治療を目指して診療を行っています。
当科は、もともとは昭和23年に放射線医学教室として設立され放射線診断と放射線治療の二つの業務を行っていましたが、その後、それぞれの領域が急速に発展し専門化が進んだために、平成21年に放射線診断学研究室および放射線腫瘍学研究室に別れました。
平成22年2月には放射線診断学研究室の教授として、本学出身の粟井が着任して新たな研究室として再出発しました。
未だマンパワーは十分ではありませんが、診療・教育・研究のいずれにおいても日本一のレベルを目指し、スタッフ一同、取り組んでいます。
関連病院としては、広島県下に公的病院を中心として約20の病院があります。
研修医の方は、これらの病院で修錬を行うことにより、放射線診断専門医(日本医学放射線学会)、IVR専門医(日本IVR学会)、核医学専門医およびPET核医学認定医(日本核医学学会)等の取得が可能です。
また、研究的なことに興味がある医師の方は、大学院に入学し臨床あるいは基礎的研究に携わり、博士号を取得することもできます。